こんにちは。「Web迷子レスキュー記録帳」を運営している、はるの(@web_haruno)です。
今回のテーマは「私がWindows PCを使い続けている理由」について。
Web制作をしていると、「やっぱりMacの方がいいのかな」と迷う瞬間があるかもしれません。
SNSでもスタイリッシュなMacの作業環境が話題になることがありますし、Web系=Macというイメージを持たれることも少なくないですよね。
でも私は、今でもWindows PCを使っています。そして、特に不便を感じたことはありません。
このブログでは、私自身の経験をもとに、「なぜWindowsを選んでいるのか」「実際にどんな作業をしているのか」について、できるだけ丁寧にお話ししていこうと思います。
Web制作においてMacじゃなくても大丈夫?
結論から言うと、Web制作はMacでなくても問題なくできます。むしろ私のように、Windowsでずっと制作をしてきた方にとっては、Windowsの方が自然な環境だと感じることも多いです。
私が扱っている案件は、主にWordPressサイトの構築です。
テーマとしては、「SWELL」や「Lightning」、そして最近注目されている「Create Block Theme」などを使用することが多く、いずれもWindows環境で問題なく動作・開発が可能です。
エディタには「Visual Studio Code」を使用していて、ローカル開発環境としては「Local」を使っています。これらのツールもWindows対応ですので、Macとの違いで困ったことはありません。
そして納品するお客様の多くがWindowsユーザーであることも理由のひとつです。
納品の確認時に「お客様の見ている画面」と同じ環境でチェックできるというのは、実務的にもとても安心感があります。
たとえばフォントの表示や行間の見え方など、細かな部分で違いが出ることもあります。Windowsで開発していると、こういった部分にも事前に気づきやすく、対応もしやすいのです。
制作だけじゃない、趣味や副業でも大活躍
私がWindowsを使い続けているもう一つの理由は、「Web制作だけじゃない」からです。
仕事以外にも、ゲームや動画編集など、いろいろな使い方をしているからこそ、Windowsの汎用性がありがたいと感じています。
PCゲームをする場合、ほとんどのタイトルはWindows対応が前提になっています。ゲームの種類にもよりますが、オンラインゲームやグラフィックを多用するゲームなどは、Windows環境の方がスムーズに動くことが多いです。
私は動画編集も行っています。
使用しているソフトは「Premiere Pro」で、これももちろんWindowsで問題なく使用できます。
制作したWebサイトに動画を埋め込む場面や、SNSでの発信に動画を活用することも増えている今、制作と動画編集が同じPCで完結するのはとても効率的です。
クライアントに操作説明を文章でするのは大変なので、私は動画でお渡ししています。
「制作」「ゲーム」「動画編集」。これらをひとつのPCでストレスなくこなせるのが、私にとってのWindowsの魅力です。
世の中のスタンダードとしてのWindows
もうひとつ感じているのは、「なんだかんだ世の中はWindowsが多い」という現実です。
企業の多くがWindowsを導入しており、学校や役所、クライアントの使用環境などを見ても、やはりWindowsユーザーが大半です。
たとえば提出書類のフォーマットやPowerPointのレイアウトが崩れてしまったり、Excelの関数が正しく動作しないといったトラブルも、OSの違いによって起こりやすいです。Windowsを使っていると、こうしたトラブルに対処しやすく、事前のチェックもしやすくなります。
またWeb制作の検証作業でも、「Macでは見えるのにWindowsでは崩れる」といった現象に気づくことができます。これは特にフォントやCSSの細かい仕様の違いに起因するもので、どちらか一方の環境しか持っていないと気づきにくいポイントでもあります。
制作者としてMac環境を一応持っていますが、出番はほとんどありません。
結果的にWindows環境で制作・検証することは、お客様にとっても安心感につながると感じています。
Macを選ばなかった理由と、その距離感
ここまでWindowsのメリットを挙げてきましたが、もちろんMacにしかない魅力もあります。
たとえばiPhoneとの連携やAirDrop、Retinaディスプレイの美しさ、トラックパッドの快適さなどは、Macならではのポイントですよね。カフェでの作業スタイルや、洗練されたデザインに惹かれる方も多いと思います。
でも私にとっては「見た目」や「空気感」よりも、日々の作業のしやすさ、トラブル対応のしやすさ、そしてコスト面など、地に足のついた現実的な理由が優先されました。
特にWindows環境での作業に慣れている方にとっては、Macへ切り替えること自体がハードルになる場合もあります。ショートカットキーの違いや、ファイル操作の感覚、アプリの管理方法など、日々の積み重ねが変わってしまうのは、思った以上にストレスに感じるかもしれません。
自分にとって「ちょうどいい」を選ぶということ
最後にお伝えしたいのは、「MacかWindowsか」という選択に、正解はないということです。
どちらにもメリット・デメリットがあり、どちらを使ってもWeb制作はできますし、クリエイティブな仕事もこなせます。大切なのは、自分の目的やスタイルに合っているかどうかです。
私の場合は、Web制作という仕事に加え、趣味や副業としてのゲーム・動画編集も視野に入れたとき、Windowsという選択がもっとも「ちょうどよかった」ということ。それが今の環境につながっています。
おわりに|迷ったら「やりたいこと」に立ち返ってみましょう
パソコン選びに正解はありません。でも、少しでも長く付き合っていく道具だからこそ、「自分が本当にやりたいこと」を大切にして選んでみてくださいね。
もしあなたが今、パソコン選びで迷っているなら、このブログが少しでもヒントになればうれしいです。

